今週のTOPIC『家づくりのワンポイントアドバイス 屋根の種類』
屋根には、家の見栄えを決定する大きな要素の一つです。
特に、屋根の形は家の印象を大きく左右します。
複雑な形状の屋根は手の込んだ印象を与えますが、工事費は割高になります。
屋根の形状は次のように大きく分けることができます。
寄棟(よせむね)
台形と三角の4つの屋根面で構成されたもの。どの外観スタイルにもマッチします。穏やかで落ち着いた印象を与えます。
切妻(きりづま)
2つの傾斜面で構成されています。シャープな雰囲気で、軒の出を大きくするとクラシックに小さくするとモダンな印象に。
片流れ(かたながれ)
大きな一枚板を斜めに取り付けたような形状。シャープな印象を与えます。屋根裏を利用し、収納スペースも設置できます。
陸(ろく)
ほとんど傾斜のない平らな屋根。箱型の外観となり、都市型の住宅に多く見られます。傾斜がない為、防水対策が必要です。
屋根は住まいを雨風から守る大切なものです。素材も用途に合わせた様々な素材があります。見た目も大切ですが、気象条件やメンテナンス面も考慮して選びましょう。