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今週のTOPIC『食の旬暦』

4月【桜餅】
桜餅と言えば・・・長命寺?道明寺?

 

4月は桜の季節。この時期にピッタリなお菓子と言えば桜餅ですね。桜餅は、あんこの入った桜色のお餅を、桜の葉で包んだ春の定番の和菓子ですが、この桜餅は大きく分けて2種類あることをご存知ですか?「長命寺」と「道明寺」です。
塩漬けにした桜の葉で包まれていることと、桜色ということは共通していますが、見た目も食感も大分違いますね。皆さんはどちらが好きですか?

 

長命寺
小麦粉等の生地を焼いた皮で、あんこをクレープ状に包んだもの。筒型のものが多く、主に関東で主流の桜餅。

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道明寺
もち米を蒸して乾燥させて砕いた道明寺粉で作った餅であんこをお饅頭の様に包んだもの。つぶつぶした食感が特徴で、主に関西で主流の桜餅です。

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桜餅の特徴と言えば、やはり「桜の葉」です。塩漬けにした桜の葉は、もちろん食べることが出来ますが、飾りや包装と同じような感覚で、食べずに捨ててしまう・・・という人も多いそうです。
でも、桜の葉と一緒に食べることで、ほのかな桜の香りと、葉の塩気が甘味を引き立てて、より一層美味しくなりますよ。