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今週のTOPIC『暮らしのマナー~言葉のマナー「慣用句」~』

今週のTOPIC『暮らしのマナー~言葉のマナー「慣用句」~』

会話の中で使う「慣用句」を正しく使えていますか?少しの間違いでも意味が全く違ってしまいます。こんな使い方をしていませんか?


役不足
「私には役不足で・・・」など、へりくだった使い方をしていませんか?「役不足」とは、その人の力量よりも役目が軽いという意味なので、頼む側が「〇〇さんには役不足で申し訳ありませんが・・・」という様に使うのが正解です。
自分の力が及ばない、荷が重いという意味で使う場合には「力不足」や「経験不足」という言葉を使いましょう。


的を得る?
「物事のポイントを正確に押さえている」という意味の言葉ですが、この場合の「的」とは弓矢の「的」のことなので、「得る」ではなく「射る」が正解です。「得る」を使うなら、道理にかなうという意味の「当を得る」という言葉があります。


とりつく暇がない?
正解は「とりつく島がない」。これは、頼りにするものがなくどうしたら良いかわからないという意味です。“海上で遭難した時にたどりつく場所=島”ということから「島」が頼りや助けになる物事の喩えとして使われています。


「なおざり」と「おざなり」
同じ意味と思いがちですが、「なおざり」は「いいかげんにする」「おろそかにする」「放っておく」という意味。一方の「おざなり」は「その場限りの間に合わせる」「その場逃れ」という意味なので使い方が違ってきます。


汚名挽回?
「名誉挽回」と「汚名返上」が混ざったもので、意外に多い間違いです。
「汚名」を挽回してしまっては意味がないですね。