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今週のTOPIC『意外と知らない?「インテリア」の歴史』

今週のTOPIC『意外と知らない?「インテリア」の歴史』

*家具の歴史

戦後の高度経済成長期は工業化が急速に進み、大量生産の家具が普及しました。

しかし、当時の家具はデザイン性はあまり求められていませんでした。その後、欧米の文化が食や住宅などライフスタイルに大きな影響を与えてくると、家具にも洋風のデザインが徐々に流行していきました。

 

そして1990年初頭のバブル期には、好景気に沸いた人々が家具に「豪華さ」を求め始め、都心には海外のスーパーブランドが続々と出店して行きました。

 

しかし、その人気は2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災などを機にだんだんと陰りを見せていき、環境や社会に配慮したエコなインテリアが流行し始めました。

木の質感を生かした温かみのある北欧家具や、異質な要素の混合表現などが人気を集めていきますが、これはより精神的な充足を満たすことが求められていて、自然共生空間を求める風潮が広がったことが反映されるようになったからだと考えられます。