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■ 今週のTOPIC「浴室換気暖房乾燥機の基礎知識!!」

■ 今週のTOPIC「浴室換気暖房乾燥機の基礎知識!!」

「浴室換気暖房乾燥機の基礎知識!!」

◆浴室換気暖房乾燥機とは? 

浴室換気暖房乾燥機は、

子育て世代や忙しい主婦などに

人気の設備機器のひとつです。

新築やリフォームの際に、

検討する方も多くみられますし、

ビルダーや工務店によっては

標準仕様となっている場合もあります。

また、

分譲住宅(マンションや建売住宅)

だけでなく、

賃貸マンションでも

取り入れられている例もあり、

身近な設備機器の

ひとつと言えるでしょう。

浴室換気暖房乾燥機とは、一般的に、

浴室の換気、暖房、乾燥などの機能が

一台で可能な機器のことです。

多くの方が取り入れる

システムバスでは、

いくつかのタイプが

設定されているので、

希望や予算に合わせて

選ぶことになります。

◆浴室換気暖房乾燥機の熱源は

 電気式とガス温水式!

商品としての

浴室換気暖房乾燥機は、

熱源や設置方法、

機能などによって、

いくつかに分類することが

可能です。

熱源で分けると、

「電気式」と

「ガス温水式」

に分類されます。

どちらの熱源を選ぶかは、

住まいのエネルギー計画や

給湯器(システム)などに関わるので、

新築の場合であれば、

浴室換気暖房乾燥機単体で

選ぶのではなく、

トータルに検討することが

重要でしょう。

●電気式

電気式には、

セラミックヒーターや

グラファイトヒーターなどがあり、

100Vだけでなく

オール電化住宅に適する

200Vタイプも存在します。

また、エネルギー効率のよい

ヒートポンプ式のタイプもあります。

●ガス温水式

ガス温水式は、

外部に設置した熱源機で

つくったお湯を循環させて

熱を放出するものです。

一般的には、

熱源機や配管設置が

必要なため、電気式よりも

イニシャルコストはかかりますが、

ランニングコストは

抑えられると言われています。

エコウィルやエネファームなどの

給湯システムとも相性がよく、

利用するケースも

増えているようです。

取り入れる際には、

給湯システムプランと同時に

検討することが大切です。

◆浴室換気暖房乾燥機の設置方法

設置方法・形状で分類すると、

「天井埋め込み(ビルトイン)タイプ」

「天井付けタイプ」、

「壁掛けタイプ」

に分けられます。

●天井埋め込み・天井付けタイプ

天井埋め込みタイプは、

すっきりとした空間を

保つことができるのが特徴です。

最近では厚みを抑えた

薄型設計のものが増えてきています。

新築や浴室全体のリフォームの場合では、

このタイプを設置するケースが

多いようです。

天井付けタイプは、

既存の換気扇を外して

設置するケースが多くみられます。

リフォーム(後付け)に

適しているタイプとなります。

(取り付けが不可能な場合も)

●壁掛けタイプ

壁掛けタイプも、

天井裏にはダクトを通さず、

既存の換気口を利用するため設置が

簡単なのが特徴です。

リフォーム(後付け)に

適しているタイプですが、

取り付けが不可能な場合もあるので、

事前に確認するようにしましょう。

◆浴室換気暖房乾燥機の商品種類。

メーカーの商品には、

戸建住宅用、集合住宅用があり、

システムバスはもちろん

在来工法の浴室に適応するものなども

揃っています。

商品ごとに、

1坪や1.5坪など、

浴室空間の広さも

設定されているので、

適したタイプを

選ぶことが大切です。

◆浴室換気暖房乾燥機の機能は、

 換気・乾燥、暖房、衣類乾燥、

 涼風、ミストサウナなど

浴室換気暖房乾燥機の主な機能は、

浴室換気・乾燥機能、

浴室暖房機能、

衣類乾燥機能、

涼風機能です。

また、

ミストサウナ機能、

カビ抑制機能、

衣類脱臭機能などを

持つタイプもみられます。

タイマー設定や

温度や湿度を感知し

自動運転するなど、

使い勝手も高まってきています。

◆浴室換気暖房乾燥機を設置する

 メリット・デメリット

●家事がラクになり入浴時も心地いい

浴室換気暖房乾燥機を

設置して良かったという声には、

「浴室がジメジメしないので、

掃除が楽になった」、

「幼い子供がいるので汚れものも多く、

いつでも洗濯物を干せるのが安心」

「花粉症なので、

外干しできないから便利」など、

掃除や洗濯物干しなど、

家事が楽になる機能に

メリットを感じている方が

多くみられます。

また、

「介護が必要な高齢の家族がいるので、

洗濯物干しはもちろん

、暖房機能も重宝している」

「ミストサウナで

ストレス発散している」など、

入浴時の心地よさを高める機能も

大きな魅力です。

●多機能すぎ・光熱費・時間の問題もあり

多くの方がそのメリットを

認めている一方で、

「多機能すぎて、

あまり使いこなせない」

「光熱費が気になって、

使用頻度は高くない」

「ミストサウナを使う時間がない」

という声もります。

積極的に活用している方にとっては、

満足度が高い設備機器と

言えるのではないでしょうか。

◆浴室換気暖房乾燥機の本体価格

浴室換気暖房乾燥機の本体価格は、

メーカーはもちろん、

搭載されている機能、

天井埋め込みか壁掛けか

などによって大きく異なります。

おおよそ、

10万円弱程度の商品から20万円を

超える商品までが揃っているので、

予算に合わせ工事費も含めて

検討することが大切でしょう。

◆浴室換気暖房乾燥機は

 電気代・光熱費なども考慮して

設置費用だけでなく、

光熱費も考慮したいものです。

どの程度、光熱費がかかるのかは、

電気やガスの熱源によっても

異なりますし、

使用頻度はもちろん、

浴室の広さや外部気温、

在来工法かシステムバスでも

変わってきます。

メーカーやエネルギ―会社などでは、

暖房機能や乾燥機能など、

詳細な条件を記載した上での

目安を示しているので、

それらを参考に試算してみることを

お勧めします。

◆選ぶ際には、空間やライフスタイルに

 適する機能か確認を

浴室換気暖房乾燥機は、

住まい全体の換気計画に関わり、

専門的な知識も必要となるため、

実際の家づくりの中では、

設計担当者などから

提案された商品を検討する、

ということになるでしょう。

熱源も含め、

どのように使いたいのか、

どんな機能が必要なのか、

こだわりや希望がある場合は、

早めに相談することです。

家族構成はもとより

入浴スタイル、

洗濯の頻度や量によって、

必要な機能も異なりますし、

浴室の空間や予算、

ランニングコストを含めて、

トータルに検討することが

ポイントです。

また、

浴室だけでなく

脱衣室に設けることが

できるタイプなどもあるので、

隣接する脱衣室と同時に検討し、

暮らしに合わせた機器を

取り入れるようにしましょう。

ショールームでは

システムバスに組み込まれている

ケースもあるので、

空間プランを検討すると同時に、

リモコンの操作方法も含め、

確認しておくこともポイントです。

それでは、また!!